左官の仕事に興味はあっても、経験がないと難しいのではないか。そう考える方は多くいます。実際にはどこから始まり、何を順に覚えていくのか。未経験から入る場合の実態を説明します。
資格は必要か
左官の作業に就くこと自体に、必須の資格はありません。未経験で入り、現場で覚えていくのが一般的な道筋です。
実務上あると役立つのが普通自動車運転免許です。現場が日によって変わるため、移動や材料の運搬で必要になる場面があります。ただし入社の必須条件としていない会社も多くあります。
技能を公的に証明する資格としては、国家検定である左官技能士があります。受検には実務経験が必要なため、入職してから目指すものと考えて問題ありません。
最初に任される仕事
入って初日から鏝を持って壁を塗る、ということはまずありません。
最初は補助作業からです。材料を運ぶ、練る、道具を用意する、現場を清掃する。一見すると雑用に見えますが、この期間に覚えることは少なくありません。
- 材料の名前と、どの工程で何を使うのかを覚える
- 練り具合の目安を体で覚える。柔らかすぎ・硬すぎがどういう状態かを知る
- 道具の名前と手入れの方法を覚える
- 現場のルール、安全確認、他職種との関わり方を身につける
覚えていく順序
補助作業に慣れてくると、実際に材料を扱う作業が増えていきます。
土間の場合であれば、まず均しの補助から入ることが多くなります。トンボで材料を広げる、定規を引く側を持つ。次に押えの補助へ進み、機械ごてが入らない部分の手押えなどを担当するようになります。
壁の左官であれば、下塗りから始まります。仕上げに近い工程ほど難易度が上がるため、下から順に任される範囲が広がっていきます。
一人で一連の施工を任されるようになるまでの期間には個人差があります。同じ現場に入っていても、何を見て何を考えているかで差が出る部分です。
未経験で入る人が最初に戸惑うこと
現場のペースと、天候に左右される働き方に慣れるまでに時間がかかることがあります。
コンクリートの仕上げが絡む日は、材料の硬化に合わせて作業時間が動きます。予定通りに終わる日もあれば、押えの適期を待って作業が後ろにずれる日もあります。
また、現場が日によって変わるため、決まった場所に通う働き方とは違います。この点は入る前に理解しておくと、ギャップが小さくなります。
向いている人の傾向
- 体を動かす仕事のほうが性に合っている
- 手を動かして形になるものに関心がある
- 同じ作業でも、前回より良くしようと考えられる
- 段取りや準備を面倒がらない
- 周囲と声を掛け合って動ける
まず現場を見てみる
文章で読むより、実際の現場を一度見るほうが判断しやすい仕事です。
施工の様子を見学したうえで検討したいという方も歓迎しています。株式会社丸義では東京都板橋区を拠点に、未経験からの採用を行っています。
よくある質問
年齢が高くても未経験から始められますか?
株式会社丸義では年齢・学歴を不問としています。ご自身の状況を含めてご相談ください。
道具は自分で用意する必要がありますか?
丸義では入社時に必要な作業着・安全靴を会社で準備します。詳細は求人ページをご確認ください。
